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Hiroki-mode ebisuにて毎月最終木曜開催の「R」を手掛けるなど、
ジャパニーズ・クラブシーンの先駆者であるDJ 19
「千の風になって」で話題の秋川雅史のプロデュースなど、
多岐にわたるジャンルで活躍するEDISON
そして、オーストラリア出身のシンガーJULIANNE
異なるジャンルの3人が組んだ
マルチ・カルチュラルなユニット=AMBROZIA(アンブロージア)の、
3rdアルバム『lifetime』(3/14リリース)が完成したということで、早速お話を伺ってきました!
AMBROZIA
━━ 3rdアルバムの完成、おめでとうございます。前作『real 4 life』から僅か4ヶ月の発表ですが、平行して制作されていたのですか?
DJ 19(以下:19)  いえ、前作が全部完成してから、ゼロからこのアルバムを作り始めました。前作は『real 4 life』というタイトルだったのですが、「life」というのが、AMBROZIAにとって重要なテーマでもあったので、その延長線上で次のアルバムを作りたいと思ったんです。そこで『lifetime』というタイトルにして、ある程度シーンを先に思い描いてから1曲ずつ作っていきました
━━ヴォーカルのJULIANNEはバーシアみたいな声です。
19  1曲目の「SHATTERED DREAMS」から3曲目「INCOGNITO」あたりまでは、80'sのJazzFunkっぽいテイストが入った、ちょっとオシャレな要素が入っているので、そう感じるのかもしれませんね。
━━そして、5曲目「WHERE SHE WANTS TO GO」ではサラ・ブライトマンを彷彿とさせる、しっとりとした歌声を聞かせてくれます。
EDISON(以下:E) プロデューサーユニットだから、幅が広いのかもしれないですね。「こういう曲しかやらない」というわけではなくて、色んなフィールドを持っているから。「AMBROZIAっぽくない曲」に聞こえても、我々の中にあるサウンドなんです。
━━6曲目「BABY BABY BABY」では、ヴォーカルの掛け合いが楽しめます。
19  AMBROZIAはJULIANNEというメインのボーカリストがいて、基本的には全部彼女にヴォーカルをお任せだったんですが、今回、ディスコの曲を1曲はやりたいっていうのがあって。80年代のディスコサウンドの曲って男女のかけあいが多いんですよ。そんな雰囲気を再現するのに、今回は僕とEDISONさんもボーカルとして参加しようということになったんです。僕はこの6曲目(「BABY BABY BABY」)で、EDISONさんは4曲目(「DEFINITION LOVE」)で歌っています。
━━ボーカルとしての参加はこのアルバムが初めてですか?
19  2人ともメインで歌うというのは初めてですね。今までコーラスでは参加していましたが。
━━実際に歌ってみて、いかがでしたか?
E AMBROZIAの表現の幅が広がりましたね。歌は今までJULIANNE一人だったから、そうじゃなくて、男もいるぞ!と(笑)。JULIANNEだけが歌うと、やはり女性の位置からメッセージを発信することがメインで、男の歌を女性がどうやってカバーするかっていうことも考えなくてはいけなかったのですが、それを直接男のメッセージとしても言えるわけですよね。6曲目とかは男の人が女の人に「よかったら今夜一緒にどう?  盛り上がろうよ」みたいに誘ってるわけだから。

19 そう、ずーっと終始口説いてるわけですよ、女性を。最初は女性も「バカ言ってんじゃないよ」とかって言ってるんですが、最後に「じゃあ一杯だけよ」っていうオチがついてるんですよ、この曲は(笑)。これをJULIANNE一人で表現するのは難しいので、実際に男女の掛け合いにしました。今回やってみて面白かったので、今後もいろいろやっていきたいなと思っています。
AMBROZIA
━━普段は歌います?
19  全然歌いませんね~。

E  歌手じゃないのでね。
歌の人に「こうしなさい、ああしなさい」ということは年中言ってるわけだけど、

19  いざ自分がやると、思ったとおりにならない(笑)。
でも、自分達で全部できるのが一番ですね。よくわかってるから。
 

E  実際にやりながら「こうしよう」とかダイレクトに言えて、どんどん変われるのがいいですよね。
━━そして11曲目「YOU SAY I DO,I SAY I LOVE YOU」はAMBROZIA初のレゲエ・トラック、そして結婚式ソングですが、始めからウェディングソングを作ろうって決めていたんですか?
19  この曲は完全にそうですね。本当は前作『real 4 life』でやりたかったんですけど、タイミングがうまく合わなくて。今回のCDリリースは3月14日で、これから結婚シーズンを迎えるにあたって、ここで発表するのがいいなと。しかもレゲエの曲を今回はやりたいっていうのもあって、EDISONさんはレゲエのプロデュースも結構手掛けているので、これはもう"EDISON先生"にいろいろとご教授いただこうと(笑)。
━━レゲエのウェデイングソング、ですか…?
19  もともともう1曲、結婚式に合うんじゃないか、という曲があって、それを作った後に、レゲエの曲を作っていたら、結婚式のイメージに近いな、ピッタリくるなってこっちの曲に決めたわけです。

E  アイディアが合体したわけです。レゲエでこういう曲ってあんまりなかったですよね、今まで。

19  ラブソングは多いんですけどね。クラブテイストでレゲエをやって、こういうことをしたの珍しいとは思いますね。
━━そしてクラシック曲も入ってます。
19  レゲエとクラシックが混ざるということもあんまりないですよね。

E いろんな角度から楽しめた方がいいかもしれないっていう、一つの遊び感覚ですね。それで、どんな曲が合うだろうか、こんな曲がいいかな、あんな曲もいいかな、と試行錯誤しているうちに、喜びの表現だから「四季」の「春」がいいかなぁと。芽生えるとか、これから始まるとかいう意味で。 ただ、イントロの「白鳥の湖」はね、ちょっと悲しい話なんだけど、本当はね。

19 今まで苦労があったけど、これからは幸せに暮らそうねっていう歌詞でもあるので、スタートは少し悲哀があります。その辺は、あんまり言うと面白くないので実際に聴いて想像してみてください(笑)。EDISONさんはクラシック曲も多く手掛けているので、そういう面ではEDISONさん色が強いです。
━━英語の曲が中心のアルバムですが、こうして日本語の曲が出てきても違和感ないですね。
19  AMBROZIAとして過去に1stアルバムで1曲だけ日本語の曲をやっているんですけど、きちんと本格的に日本語の曲に挑んだって意味では、この曲が初めてになります。そういう意味では、僕らのメッセージが今まで英語でわかり辛かった部分が、伝わりやすいのではないかと。でも、パッと聞いた感じは結婚がどうこうとか、そういう言葉を一切使ってないので「結婚式ソングだよ」って言わないとわからないかもしれませんね。

E ちなみに、タイトルの「YOU SAY I DO,I SAY I LOVE YOU」は神父さんが結婚式のとき新郎新婦に言う言葉なんですよ。
━━最後に、今回のCDジャケットには虹色の円が描かれていますが、どんな意味があるのでしょう?
lifetime/AMBROZIA
lifetime/AMBROZIA
POCE-7347
¥2,800-(税込)
2007/03/14 release!
19 前回は『real 4 life』で人生の断片を形作ってて、いろんなバリエーションがあるというのを、色のグラデーションで表現していました。今回は『lifetime』なので、人生丸ごとを表しています。ライフ・サークル、そしてサイクルを円で表現してるんですね。

E 仏教の「輪廻転生」の円って言う意味と、もう一つは禅とか儒教の方は「宇宙は一つだ」みたいなね。全て元は一つしかないんだという、そういう思想なんですね。だから「芯(中心)」は一個あるんだけどそれが丸なんだ、みたいな。究極のバランスっていうか。でもほら「まわるまわるよ  時はまわる」とか言いますよね。回ってるわけですよね。今はちょっとダメだけどまた上がって下がってというバイオリズムも周期、サイクルだから。音もサイクル、波だからね。

19 丸一個でいろんな意味があるんですよ。

E そう、だからじっくり聞いてもらいたいですね。

19 曲ごとにいろんなシーンの設定があって、わかりやすいものもあれば、ちょっとわかりにくいものもあるかもしれないけど、それを聴く人によって、例えば失恋した後の女性の話があって、自分になぞらえてそこを前向きにいこうとするのか、それを聞いて昔を振り返るのか、それは人によって違うと思うので、その辺は各自が聴いて判断して、自分のシチュエーションを思い浮かべて聞いてもらえればいいと思うんですよね。

E
 これ1枚あれば全部足りますね。

19  死ぬとこまでは描いてないですけど(笑)、いろんな場面で使えるかと。
ホワイトデーにはマシュマロ代わりに、AMBROZIA『lifetime』をぜひ!
━━ 本日はありがとうございました。
新アルバムの内容を熱く語ってくださった、DJ 19とEDISONのお二人。
CDのリリースは、3月14日。この月の「R」はリリースパーティーを予定しています。お楽しみに!
(盛況のうちに終了いたしました! → イベントレポート)    ※「R」は2月で1周年を迎えました! 
AMBROZIA http://www.konami.jp/music/ambrozia/

MIX CDという文化を日本に根付かせるなど、常にカッティング・エッジな活動を続け、ハウス・ミュージックの中でも先鋭的なサウンドをクリエイトしているDJ/プロデューサーのDJ 19、マルチ・ キーボーディスト/アレンジャー/プロデューサーとして秋川雅史からDJ KRUSHまで手掛けるEDISON、オーストラリアはシドニー出身のシンガーであるJULIANNEという3人からなるユニット。当初、DJ 19 & EDISONによるダウンテンポ/チルアウト系ユニットとしてスタートしたAMBROZIAは、'01年にUNIVERSALからリリースされたコンピレーション『Reflexion-Afterglow』にインストゥルメンタル・トラック「Broken Wings」を提供。コンビネーションの良さを確証した2人は、音楽性を発展させるためJULIANNE をメイン・ヴォーカリストとして迎え入れる。'02年には、BMGとKSRからそれぞれリリースされたコンピレーション『Chill Out Xperience』に「Lovely Lovely Lovely」と「Island Paradise」を提供。トリオとなったAMBROZIAは、すぐさまヨーロッパでも高い評価を獲得し、特に「IT'S U」は世界的なチルアウト・コンピレーションである『Real Ibiza』やドイツの『Cafe Ibiza』にピックアップされている。また、DJ 19が運営する19BOX(JUKEBOX) RECORDINGSから“Chill Out Xperience”の頭文字を取ったフロア向けのシングル・プロジェクト「COX EP」を定期リリースし、イギリスのCOOLCUTチャートで20位にランクインした実績も。'04年にはaosis音源をコンパイルした『DJ 19 presents aosis resort』にプレイヤーのカヴァー「Baby Come Back」と新曲「Flying High」を提供。チルアウトの代表選手であるアフターライフが「Flying High」のリミックスを手掛けたことも話題となった。この2曲3ヴァージョンは、これまでに15以上ものコンピレーションで使用されていることから人気の高さが窺えるだろう。'05年にはVICTORからオリジナル・アルバムとDJ 19コンパイルによるチルアウト・コンピレーションをセットにした『VELVET & VELVET mode Colletion』をリリース。そしてレーベルを移籍して'06年に2ndアルバム『real 4 life』の発表。『lifetime』は、AMBROZIAにとっての3rdアルバムとなる。なお、前作のアルバム・タイトル『real 4 life』は、DJ 19が東京・恵比寿のHiroki-mode ebisuで開催している大人のためのチルアウト・ラウンジ「R」のサブ・タイトルでもある。AMBROZIAとしては、JAFROSAXのプロデュース、S.E.N.Sのリミックスなどを手掛けている。
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